内装の仕事を行なう内装工とは?
建物の内部を仕上げていく仕事に就く人を内装工と呼びます。
内装工は、建築士や大工とはまた違い、建物の最終仕上げとして、建物内をキレイにしてクオリティを高めるために作業を行っていきます。
新築の工事やリフォームでも作業はもちろん、アパートや賃貸マンションの現状回復も内装工が行なう仕事のひとつとなっています。
そんな主な内装工の仕事内容は、下地づくりから塗装、天井や床の仕上げなどがあります。
下地づくりは、鉄骨材などで作られた部分に建材を張り付け、天井や壁の下地をつくっていきます。
その後、ボード張りという石膏ボードを貼る作業を行っていきます。この時にどのような石膏ボードを貼るのかによって、できあがりに差が出てくるのでとても重要な作業となります。
ボードが貼られた部分には、塗料やクロスなどを使用してキレイに仕上げていきます。
天井や床も同じように、設計された通りにキレイに仕上げていく作業となります。
床は、タイルやシート、フローリングに畳、クッションフロア、じゅうたん、カーペットなどを敷く作業で、キレイに設置するには高い技術が求められます。
天井は、専用の石膏ボードを貼り、壁と同じように仕上げていくこととなります。
このように、内装工の仕事は、建物の室内を最終的に見栄え良くキレイに仕上げるのが仕事となっています。